株主優待券の格安航空券の良さとは?

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株主優待券って何?

何だか株主しか使えない特別なチケットというニュアンスがいっぱいの名称ですよね。しかし株主以外でも使えるので、少しややこしいチケットなのです。まずは、株主優待券とはどういうものなのかということをご説明しましょう。

 

株主優待券は航空会社が株主に対して発行する特典の一つです。株の所有数に応じて株主への発行枚数が変わります。つまりいっぱい投資してくれている人にはたくさん配布されます。発行時期は毎年2回あり、3月31日と9月30日の時点での株主が対象となります。発行される時期は毎年5月の月末近くと11月の月末近くです。

 

ここで覚えておいていただきたいのが株主優待券には有効期限が存在するということです。これがメリット・デメリットの境目キーワードです。5月に発行される株主優待券は6月1日から1年間有効です。

また、11月に発行される株主優待券は12月1日から6カ月間有効です。つまり、11月発行の優待券は有効期限が1年ではなく半年しかなく、5月発行のものも1年を過ぎるとただの紙切れというわけです。

この優待券1枚で国内線の全路線が50%引き・片道利用できます(往復なら2枚)。年末年始であろうがゴールデンウィークだろうがいつでも使えるので格安航空券に比べシーズンを問わない点がメリットといえます。

株主優待券は株主だけの特権?

株を取得したくて、ついでに格安チケットという特典がついてきたという観点ではメリットがあるといえる株主優待券ですが、航空券を格安で手に入れるための株取得という観点では、得策とは言えません。いくら50%引きになるといえども、投資という大きなお金が前提として必要になるからです。

しかし落胆する必要はありません。この株主優待券は株主以外の人も使うことができるのです。つまり、投資をせずして、株主優待券を手にすることができるチャンスがあるということです。ちなみに、このチケットを利用する際は予約時に「株主優待制度を利用」というオプションを選択し、旅行当日に空港カウンターにて予約番号と株主優待券を提示することで、正規料金の半額で航空券を購入することができます。つまり、株主であることの証明書などが必要なわけではなく、株主優待券をもっていればいいということになります。

 

では、どうすればこの株主優待券を手に入れられるのかということですが、主に金券ショップ、チケット販売を行うWebサイト、オークションなどその手段は多岐にわたって展開されています。この購入方法について、次に詳しく説明したいと思います。

株主優待券を手に入れる最善の方法

ここで前述の株主優待券購入に関して説明いたしましょう。

格安航空券同様、Webでも売り出されていますが、金券ショップが比較的安全とされています。チケットそのものに対する価値や安全性は変わらないのですが、問題はチケットが手元に無事に届くか否かという点でWeb購入、特に個人を相手に購入するのは避けておくのが得策とされています。最近ではだいぶ減りましたが、まだまだネット上でのやりとりによる事故は多発しています。

 

例えば、有効期限ギリギリの株主優待券が一番安く出回る、ということで人気なのヤフーオークションや楽天オークションをはじめとするオークションサイトでの事例です。オークション終了期間を見込む必要があるのと、基本的に支払いをすませてからチケットが郵送されるので、郵送料や時間の計算をする必要がでてきます。

 

それに比べて金券ショップでは実際、その場で手にすることができますし、有効期限切れが誤って売られているなんてこともありません。また、大手であれば比較的値段の差はありませんが、一部チケットの需要度や地域差で価格に差がでることもあります。その場合、発着エリア付近の金券ショップに問い合わせたり、Webで見積もりを確認するのも一つの手段だと思います。

格安航空券との違いは?

これまで株主優待券についてお話をしてきましたが、国内航空券を格安で手に入れるチケットの種類として、みなさんの頭の中では大きく1.格安航空券 2.株主優待券の2つが挙がっていることと思います。ではどちらが結局お得なのか、どちらのメリットが大きいのか、この2つの間での差が気になるところですよね。

 

現在、各航空会社で行われる割安キャンペーンやWebで展開される格安航空券の参入で株主優待券の買取価格相場が下がっていると言われています。つまり、株主優待券は年末年始やゴールデンウィークといった格安航空券や金券ショップでも値が上がる一定期間だけ価値を発揮するものというポジションなのが実情のようです。

つまり、年末年始やゴールデンウィークといった極端にプライスが絶対値とされるハイシーズンに確実に旅行に出かける予定をたてている方は、有効期限内の「株主優待券」を安く見つけた際は「買い貯め」しておくのが良いでしょう。正規チケットなので予約の変更を柔軟にでき、決して損にはなりません。

 

予定がわからない、オフシーズンでの旅行プランをたてる傾向にある方は格安航空券狙いで十分と言えるでしょう。ユーザーサイドとしては多少の努力は必要としても格安航空券の購入を選ぶ人が多いようです。

相場シュミレーション

どれだけ違いや内容がわかっても、結局どれくらいなの? 数字で比較できないの? と思いますよね。そこで08年5月(ゴールデンウィーク時の動向)を参考にできるだけ具体的な数字を挙げてみたいと思います。もちろん、地域や店舗、サイト先によって差異はありますが、ここでは相対的に見れるよう平均値として数値化することとします。

 

株主優待券の場合、5月の発券直後からジリジリ高くなり続ける傾向は毎年同様でした。購入タイミングとしては発売直後が良いようです。サイトでは9,000円〜10,500円程度で露出し始め、金券ショップやネットオークションでは19,000円〜21000円くらいで推移していきました。サイトでは、一部優待券の仕入れ金額込みになっていないので注意をしてください。仕入れ金額が必要になるので実質的には21000円程度になるのが実情です。つまりネット相場も金券ショップも大差はないようです。

 

一方、格安航空券(各航空会社の割引制度やネットでの格安航空券キャンペーンを参考の対象とした場合)ではオイル高騰に伴い集客を気にしたのか比較的充実したプランが数多くありました。結果として20000円弱で購入できるケースが多かったようです。例えば、JALの先得割引で15000円〜購入できたり、スカイマークエアラインズのスカイバーゲンで11,000円〜購入できたりとキャンペーンの利用の相場は比較的お得なラインを維持していたようです。


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